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夢幻迷宮・妄想部

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No.336 だから前を見て、そこに希望がある NAME : S / TIME : 2010/09/09 (Thu) 00:32
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「ちかいます」

「きみのためなら」

「おれは」

「世界のみんなを俺の味方にしてみせます」

そうお前が言ったとき、
どれだけ俺があふれる心を押しとどめるのに必死だったのか、おまえはきっと知らない。

イタリア。
お前はこの世界の希望だ。


NAME : S   MSIE 8.0 / WinNT
TIME : 2010/09/09 (Thu) 00:33

独伊。久し振りに心が震える台詞を見た。覚えておきたくてこっそり拝借。知ってる人はナイショにしといてくださいお願いしますorz

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No.335 My line is Grand Line! NAME : S / TIME : 2010/09/06 (Mon) 00:54
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 拝啓、親愛なるフリッツ親父。
 お元気ですか。
 俺、ちゃんと親父の言いつけを守って、酒も賭け事も…えーと、控えるように、努めてます。聖書も大切にしてます。ページの端っこメモに使ったこともあるけど、ちゃんと消しときました。ルツに一回ぶん殴られてからだけど。
 そうそう、ルツは最近昇格して、大西洋連邦軍の本部勤務になりました。離れて暮らすことになっちまったけど、月に1度は欠かさず手紙を寄こしてくれます。俺の自慢の弟です。
 俺はというと、

 親父。
 今、何かよくわかんねえけど俺は、海賊やってます。


レス 1 〜 2 は省略されてます。 (全てみる
NAME : S   MSIE 8.0 / WinNT
TIME : 2010/09/06 (Mon) 15:16

「だから、『アルマダ』海賊団再興に協力しなって?アントワーヌ」

 甲板室から現れたのは、金髪の男。無精髭さえなければ王族貴族にでも間違えられそうな容姿の男だった。「またそんな話持ちかけてるの?またアーサーにボッコボコにされるよ」「なんや、フランか。そんときはあいつの頭蓋骨も陥没しとるわ」体勢を崩したまま甲板に座りこんだアントーニョと、フランと呼ばれた男が軽口を叩き合う。だが、俺の関心は話の内容よりも最初に金髪の方が口にした言葉にあった。茫然としつつ、俺の存在なんぞ空気か何かのように扱って喋くる二人に割って入る。

「そうそうアント、お前厨房からトマト一個盗んだでしょ。そういうの、『アルビオン』海賊団のコック長である俺の責任になるんだから止めてよね」
「おい、さっき『アルマダ』海賊団って言ったよな?それって」
「コック長言うたって、フランシスしかコックおれへんやん。あとトマト盗ったん一個ちゃうで、二個やで」
「俺の話を聞けぇえええええええええ!!」

 『アルマダ』海賊団。
 地中海を根城として、アメリカ大陸にまで支配権を広げているという一大海賊団だ。先代ドン・ぺードロが創設した当時は10隻に満たない弱小組織だったが、若輩の息子が跡を継いでからは『アルビオン』海賊団をもしのぐ大船団を結成し、その艦隊は無敵と恐れられた。最近、その無敵艦隊が破られたと聞いてからはめっきり話を聞かなくなったが。
 その船長の名は、

「アントーニョ・フェルナンデス・カリエド…?」
「あっ俺の名前知っとる?俺有名になってもたなー困るわーサインとか求められたらどーしよー」
「ないない。あ、ギルちゃんだっけ?俺はフランシス・ボヌフォワね。この海賊団のコック長で、副船長。よろぴく」
「よろぴくじゃねーぞ!副船長って、この船で二番目に偉いんじゃねーか!!この間抜けの謀反発言聞いて何の反応もナシか!!」
「アントーニョ、『アルマダ』沈められてからはそればっかだよ。それにアントと俺は『アルマダ』との抗争前から友達だからさ」
「そーいう問題じゃねぇし!!」
「あ、ギルちゃんトマト食べる?」
「食わねぇ!」
「ゴラァアアア馬鹿トリオ!!何サボってやがる!お前らまとめて甲板掃除しとけぇえええええ!!!!」
「あ、アーサーだ。逃げよっか」
「そやね」
「ああもうルツ助けてぇえええええ!!!!」


NAME : S   MSIE 8.0 / WinNT
TIME : 2010/09/06 (Mon) 15:58

「これはどういう事だい、バイルシュミット少佐?」

 指令室の机に、ルートヴィヒ・バイルシュミットが提出した報告書が叩きつけられた。ルートヴィヒは直立不動のまま「サー、面目ありません」と答える。

「北海での演習、バルト海に『アルビオン』海賊団の船団を確認。演習を中断し追跡したが、略奪されたケーニヒスベルクに海賊の姿はなく、まんまと逃げられた。まったく、クソ海賊どもにしてやられたものだね!」

 ハハッ、嘲笑した上官にもルートヴィヒは眉ひとつ動かさなかった。その通りです、ジョーンズ准将。と、肯定することしかしない。
 近くへ。アルフレッド・ジョーンズの手招きに、ルートヴィヒは従って歩み出た。がたりとアルフレッドの椅子が鳴って、立ち上がる。ルートヴィヒの耳に唇を寄せて、秘め事のように囁いた。

「いいかい、ルートヴィヒ。アイツ自慢の海賊団を完膚なきまでに粉砕しておいで。そして、アイツだけはちゃんと首根っこを掴んで、俺のところに連れてくるんだ。いいね?」
「…イエス、サー・ジョーンズ」
「いい子だ」

 アルフレッドはルートヴィヒの顎をくいと持ち上げて、口付けする。ふたりの唇はまばたき一つ分の邂逅ののち、離れていく。退室を促されて、「失礼します、准将」と背を向けたルートヴィヒに、アルフレッドは「そういえば」と思いだしたように呟く。

「襲われたケーニヒスベルクって、君の故郷なんだっけ?君のお兄さん、行方不明だって聞いたけど」
「…ええ」
「そんな君に、朗報だよ。生存者から君のお兄さんらしき人物が、『アルビオン』の海賊に連れ去られたって目撃証言が出てる」
「!」

 ドアノブに手をかけたルートヴィヒの瞳が揺れた。動揺を隠すようにして、ルートヴィヒはそのままドアノブを捻り、指令室を出る。アルフレッドは目敏くそれに気付いて、くすりと笑みを漏らした。

 ルートヴィヒは、北大西洋連邦海軍本部の廊下を行きよりずっと速い速度で歩いていた。これから調べることはいくらでもある。『アルビオン』海賊団のデータ、船団の規模、最近の交戦記録、主な航路、戦略。次はどこに『アルビオン』が現れるか。

「兄さん。必ず、取り戻す」

 キャプテン・アーサー・カークランドを断頭台に送る為に、北大西洋連邦海軍は動き始めた。


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No.334 わたしの愛した男 NAME : S / TIME : 2010/09/03 (Fri) 01:54
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「俺のこと、太陽みたいやってお前は言うたな?」

スペインの瞳は青い炎に揺らめいていた。情熱をあらわす赤よりも、こちらのほうがこの男の本質に近いとプロイセンは知っている。足元から染み渡るような低音を、スペインは吐き出した。

「さあ、覚えてねーよ」
「…俺がお前の太陽やとしたら」

お前は、太陽なしで生きていけるんか?

太陽に愛されたスペインよりずっと北で生まれたプロイセンは、それゆえにその尊さをよくよく知っていた。プロイセンは目を閉じる。銀色の睫毛がぴたりと肌に張り付く。次に目を開けたとき、それはすでにプロイセンだった。飽くなき領土欲をその身に宿し、そしてその全てを受け継ぐもののためにあらゆる鎖を食い千切ってきた、獰猛な鷲の目をしていた。

「お前が俺の太陽だとしたら、おれは月だ。」

そして今かれは、

「共に生きることはできない」

幾百かの夜を共にした愛人との、

「…その薄汚ェ手を離せ、間抜け」

断ち難い鎖を食い千切る。

スペインの日に焼かれた浅黒い腕を振り払って、プロイセンはベッドを立つ。交わし合う目と目、赤と青、違う未来を見据える瞳。
プロイセンにもう未練はなかった。素早く床に放ったままのシャツを羽織って、男に背を向ける。大義を背負うその背中は、ほんとうの彼よりずっと大きく見えた。

「ぷーちゃん」

スペインは、いつものように彼を呼んでいた。他愛のないじゃれ合いで、ともにテーブルにつく和やかな食事で、ベッドの上の睦言でそうするように。

「お月さんは、欠けてもうたり薄くなってしもて見えんくなることもあるけど、太陽はなぁ、上を向いとる限り見えるんや」

スペインはプロイセンの目が好きだった。くるくると目まぐるしく表情を変える目が、宝石のようで好きだった。はしゃいでいる時の赤味をました輝きも好きだったし、寝惚けているときのとろんとして溶けだしそうなひかりも好きだった。
スペインのことを、たまらなく引き付ける、涙に濡れた赤色だってずっと好きだった。

「忘れるな」

わたしの愛した男。


NAME : S   MSIE 8.0 / WinNT
TIME : 2010/09/03 (Fri) 01:55

西普書きさんに拍手返信もらったのが嬉しくてやった。後悔はしていない。公開はしてるけど。なんちて。
西普ってどう書くのか教えてください

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No.333 曲がった世界 NAME : S / TIME : 2010/09/02 (Thu) 00:27
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「…ティア?」
「あ…ごめんなさい。起こしてしまったわね」

獲物を抱え込んだまま眠っていたガイが薄く眼を開けていた。「どうしたんだ?」そう聞かれて、一瞬自分で答えに迷ってしまう。

「少しだけ、エルドラントを見て回りたいの。駄目かしら?」
「いや…ああ、あまり遠くへ行くんじゃないぞ」
「分かってるわ。起こしてしまってごめんなさい」
「いいさ」

そう返すと、そのままガイは目を閉じた。次に日が昇れば、兄と対峙することになるかもしれない…だから気が昂っているのかもしれない。敵地での長時間の単独行動は危険だ。ガイに言われたように、少しだけ、ほんの少しだけ体を動かそう。
夜明けも近いエルドラントは薄暗かったが、不思議なくらに足は戸惑わずに動いた。それは、ここが私の生まれるはずだった場所だからだろうか。白い大理石の床石を踏んでいくたびに、じわりじわりと積み重ねられるこの想いはなんだろう。それは白雪のように深々と、そして、泣きたくなるほどに懐かしく。
しずかな宵闇を歩いていると、小波がきこえた。近くから海が見えるのだろう。足は自然とそちらのほうに向いた。さああ、さああ、と行き来する波音が耳を打つと、心までが静まり返る。

そして、
海が見えた。

わずかに太陽がのぞく水平線。オレンジの光が海に潜って、きらきらと海面が輝く。ああ。ああ。
積載した感情が震える。初めて海というものを見たように。出会ったばかりのルークもこれほどに、心を震わせたのだろうか。私はこれまでこんな風景に出会ったことがあっただろうか。…いや、そうでありながら、このふるえる心はこの風景と邂逅したことがあると叫ぶ。
それは、私の中にしか存在しない風景。わたしの原風景とでも呼ぶべき、生まれるべき場所、帰るべき場所。あの輝きの中に帰りたいとこの胸は叫んでいた。あのオレンジ色のひかりの中に。

「美しいだろう」

はっと我に帰る。聞き間違えるわけがない、振り向いたそこに居たのは、兄だった。ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ、ホドの写し絵であるここエルドラントを作った張本人。私は隠し持ったナイフを彼に向けている筈だった。でも、私はそうしていなかった。兄はそれを見て笑う。

「何をしている、メシュティアリカ。私でなければ死んでいたぞ?」
「どうして…」
「どうして?」
「どうして、そんな風に、昔みたいに笑うの?兄さん」

兄の笑みを私は知っていた。幼い私が外殻大地に向かう兄を引き止めるとき、しょうがないなティアは、と兄は困ったように笑っていた。今みたいに。記憶の中にしか存在しない、昔の、優しい兄のように目の前の男は笑っている。
兄は数歩歩み出て、私のように夜明けの海を見つめる。私は動かない。兄は目を細めた。眩い光を受け止めきれないかのように。

「メシュティアリカ。私はね」

「お前に、この風景を見せたかった」

「それだけだ。本当に、それだけだったんだ」

くるりと兄が背を向ける。一瞬だけ交わした瞳、私と同じ蒼い瞳の輝き。兄はもう振り向かなかった。去っていく彼の背中を、私は見送る。兄の背中、遠かった背中、私が知らない重すぎる運命を背負ってきた背中。

さようならメシュティアリカ、
そう彼の背中は言っていた。
さようなら兄さん、
私はそう胸の中で呟く。

さようなら。


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No.332 食べる→サモ2する→食べる→サモ2するを繰り返したらそら3日でクリアもします NAME : S / TIME : 2010/09/01 (Wed) 02:00
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サモンナイト2のラスボス・レイムさんと4のギアンがガチンコした場合
原因→レイムさんがラウスブルグの界を渡る力に着目した

2「竜と妖精が操る、界を渡る船…すばらしい、すばらしい遺産ではないですか。これでリィンバウムのみならず、残る3つの世界にまで苦しみと痛みをもたらすことができる!」
4「やれやれ、随分と大それた野望だね。私は多くを望んだりしない…ただ、故郷に帰りたがっているものたちを返してやりたいだけだ。ただ、それを邪魔するつもりなら容赦はしないが」
2「くっくっく…」
4「何がおかしい?」
2「いや、失礼。あまりにもニンゲンじみたどす黒い欲望を持ちながら、虚言を吐く貴方を見ていたら、笑いが止まらなくてねぇ?」
4「何だと…」
2「そもそも貴方はニンゲンですらないではないですか?」
4「!」
2「ほうほう、メイトルパの高貴な血をお持ちでいらっしゃる…薄汚れたニンゲンの血が混じってさえいなければ、ご苦労なさることもなかったでしょうにねぇ?」
4「貴様…貴様に…何がわかるッ!」
2「分かりますとも、狭間に生まれしものよ。ニンゲンの血を受けたばかりに貴方が受け続けた屈辱と痛みと、そして培われた欲望。すでに血塗られたその角を次に向けたいのは…はてさて、誰なのでしょう?」
4「貴様はッ…私のすべてを見透かしたように語る貴様は…何者だ…?」
2「私ですか?そうですね、大悪魔メルギトスと呼ばれることもありますよ。…それでは、貴方の大切な復讐の道具を頂きましょうか」

結論→メルギトスの心理攻撃でギアンのボロ負け





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